IPO(あいぴーおー)とは,会社が上場するときに発行する株のこと。
ほんとは会社が上場することっぽいんだけど(Initial Public Offeringの略らしい)、
そのときに発行するお得な株式のことを指していることが多い。
日本語だと「新規公開株」とか「新規上場株式」だけど、IPOの方が呼び方として一般的。
上場するメリットとしては、
上場するときに株式の発行がセットになるから、
単純に発行した株式の分だけ資金が調達できるってことにプラスして、
上場することで社会的な信用や知名度を高めることで
銀行とかから資金調達しやすくなったり、事業拡大を目指したりって感じらしい。
上場会社的には発行価格×株数の分だけ資金調達できるから基本的には高く設定したいはずなんだけど、
証券会社は会社の財務状況とかを厳しめに査定してるっぽく、
IPOではめっちゃ割安価格で発行されることが多いってことみたい。
上場すると(=市場に晒されると)適正価格で取引されるようになるから、売れば差額が利益が出るって感じ。
2022年の平均で上場後の初値は公募価格の1.5倍。
要は転売ヤーっすね。
プレステとかライブチケットも抽選に応募しまくって高額転売する人がいるけど、似たようなもん。
定価で買って、ほんとに欲しいお金持ちに高値で売りつけるっていう。。。
・・・でもそれ言い始めたら、株投資って全て転売ヤーなのでは。。。
各証券会社で発行株の一部を完全平等抽選で購入者を決めてるから、
知識がある人もない人も、資金がある人もない人も、
昔からやってる人も新規の人も、平等に利益を得られるのが特徴の一つ。
もっとそもそもで株って何なのか、でいうと、株は会社の所有権って感じ。
会社の価値によってその所有権の価値は変わるから、
儲かってる会社なら株価は上がるし、業績悪いと下がるし、って感じ。
会社の株を買ったからって、会社に何か貸してるわけじゃないので、
会社が倒産したらただの紙切れになる代物。今はデジタルだけど。
ただ新規に上場する会社は勢いのある会社だし、
東証とかの取引所も厳しく審査してて誰でも上場できるわけじゃないから、
IPOにおいては紙切れになることは万が一もあり得ないかなと。
まぁそれがIPO投資っす。